過去を受け入れ未来を大切にする

私はこのリアルアジアプログラムで、ベトナムの人やモノに直接触れることができた。今回初めて海外へ出る私にとってベトナムでの2週間はとても充実したものとなった。
ベトナムの人々と交流する中で私はベトナムの人々の心の持ち方や考え方、つまり人間性に心を動かされることが度々あった。先日のブログにも記述した事ではあるが、ベトナムの人々はとても前向きな思考をもっている。私たちが訪れたベトナム戦争博物館ではベトナム戦争の写真、実際に使われていた武器などがたくさん展示されていた。戦闘時の写真はとくに目を背けたくなるようなものが多く、戦争の悲惨さを痛感した。「これだけの戦争があったのだ。中国が日本を嫌うように、ベトナムの人々はさぞアメリカを嫌っているのだろう。」はじめ、私はそう思っていた。しかし意外なことにベトナムの人々は、アメリカを特別嫌うということはしていなかった。私がベトナム戦争について訪ねる度(相手はアンザン大学の学生と教員)、彼らはまるでベトナム戦争の事など忘れてしまったかのように「もういいの」と口を揃えて言う。なぜこんなにもフランクにいられるのか。その時は、私は不思議でならなかった。が、ミントランでユン先生のお話を聞く中で、答えはすぐ見出すことができた。

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ベトナムの人々は「過去は過去、大切なのはこれから」という考え方を持っているのだ。ベトナムという国じたい、いつまでも過去に執着せず、外国との関係を前向きに進めていこうとしている。このような考え方が今のベトナムをつくり、さらにこれからの発展にも繋がっていくのだろう。過去を受け入れ未来を大切に作っていくことが、これからの世界全体にとってとても充実な要素となっていくのだろう。

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