私が今回の旅で特に注目していたのは

この国、ベトナムのグラフィックだ。

街を見渡すと目に入る、派手な色遣いや似たようなフォントが

ベトナムのグラフィックの特徴だと感じた。

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電通ベトナムでも伺った通り、

ベトナムのフォントはまだ発達していないようだ。

例えばこのインスタント麺のパッケージデザイン。

これらはエースコックベトナムのもので、

現在ベトナム各地で売られている。

例として即席麺をマーケティングする際に、

ベトナムという地で、ベトナム人の方々に

親しみを持たれるようなデザインが必要とされるだろう。

よってその環境で多用されてきたデザイン(派手な色遣いとフォント)

を凌ぐような革新的なデザイン(今でいうフラットでミニマルなもの)は

まだ一般受けしないと考える。

更にベトナムは、急成長した背景から

ブランディングや広告における

デザインの発達が追いついていないというのが

現状だと感じた。

しかし、その派手さや色遣いが

日本には無いもので、価値なのだと感じる。

1960年代の日本と表されるベトナムのグラフィックは

ある種レトロなデザインなのかもしれない。

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印刷されている紙に注目してみると、

依然として種類は多くないように感じる。

特筆すべきなのは、紙に光るような印刷がしてある点だ。

これは日本で、和紙に施す装飾や

和風(古風)な表現をするときに使われるものと

似ているだろう。

また、インクも恐らく種類が少なく

版を使った印刷らしきものがよく見受けられる。

黒一色刷りのものは恐らく現代の機械印刷だと思われる。

例に挙げたようなベトナムの印刷物は

インクの出方や色合いがとても可愛いと思う。

まとめとして伝えたいのは、

ベトナムのグラフィックデザインは

成長が進んでいる傍らで、未だに残る

古き好き風合いがあるということである。

ベトナムの都会に出れば、電子メディアもある上に

インターネットも発達を見せる。

しかしこの時代と環境の中でも、その良さを

是非残していってほしいと思う。

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One Response to thiết kế :: Graphic in Vietnam

  • Ryo Hayasaka

    フォントに注目するというのがとても面白いと思いました。
    まだまだ発展途中にあるグラフィックデザインを知ることは、日本に帰って新たなデザインを生み出すためにも大切だと思います。
    これから数年後に、もう一度ベトナムを訪れて、成熟したフォントを改めて見ることも楽しみになると思いました。

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