戦争について

5日目、私たちはホーチミン市内にある戦争博物館に行った。

戦争博物館には、ベトナム戦争についての展示がされている。

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当時の実際の新聞やポスター。
カメラマンが命がけで撮った写真。
兵士が使用した武器や防具。

このようなものが展示されている。
敷地内に入るとすぐに、大きな戦闘機が目に入る。

ただ単純にかっこいい!という印象だった。

博物館の入り口には、枯葉剤の被害を受けた方々がいた。
ピアノを演奏したり、スタッフとして働いていたりした。

私は、枯葉剤やその被害について少し知ってはいたが、被害者の方を実際に見ると衝撃的だった。
チームごとに館内を順にまわる。
私のチームはフェラン先生と一緒だった。

フェラン先生は当時のことをわかりやすく解説してくれた。

アメリカ側がどう思っていたのか。ということは、私たち日本人の視点だけでは感じることはできない。

館内の展示で特に印象的だったのは、agent orange(枯葉剤)についてである。

被害者の写真を見るのは本当に心苦しかった。
目を背けたくなるが、事実である。

枯葉剤についてフェラン先生は、
「アメリカ側もここまでの被害になるとは思っていなかっただろう。枯葉剤は人を殺すためではなく、木を枯らすために撒いたものだから。」
と言った。

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私は、これまで戦争の悲惨さだけを見てきた。しかし、フェラン先生の言葉を聞いて、双方の国のことや枯葉剤を散布した側のことなどは考えてもいなかったことに気づく。
悲惨さだけでなく、戦争の国の関係性もとても重要なことであると感じた。

アメリカ兵の子供も枯葉剤の被害を受けている写真を見た。
ベトナム人だけが被害を受けたわけではない。

戦争自体が今後あってはならないことだと考える。
館内を全て見終わって外に出る。
ついさっきまではかっこいいと思った戦闘機も、そう見えなくなっていた。
なぜ人間の知恵を戦闘機に使ってしまったのか。

そして、戦争の歴史や今後の国同士のあり方を考えなければならない。
私は、国際交流をする上でこのような国同士の歴史についてよく学ぶべきだと感じた。

今も世界では戦争や紛争がある。

涙を流さない世界になることを願う。

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2 Responses to 戦争について

  • Ryo Hayasaka

    国の歴史を学ぶことは相手を知ることの一歩だと、僕も感じました。そのうえでお互いを理解して歩み寄れたら、国の枠をこえて素敵な関係を築けるんだろうなあ。

  • Yuka Tomono

    私も双方の国のことを考えたことはありませんでした。歴史について、多元的な視点を持つことは大事だと思います。

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