カルーカ!(こんにちは)ベトナムにきて、7日目を迎えこのプログラムも折り返し地点に突入しました。そんな今日は、このプログラムの目玉と言っても過言ではないカトゥー族のコミュニティを訪問しました。
ベトナムは、約85%をキン族が占めており、残りの15%は少数民族が占めています。しかし、多くのベトナム観光客はキン族との交流のみで、なかなか少数民族と交流することはないそうです。今回は、普通の観光では経験できない貴重な体験をみなさんにお伝えしたいと思います。
村の近くまで行くと、そこからはグループを2つに分けて行動しました。私たちのグループはまず、伝統文芸の織物を作る体験しました。機織りは、見ているよりもとても難しく、身体の硬い私には大変な作業でした。この織物の特徴として、ビーズを織り込んであるということが挙げられます。刺繍とは異なり、裏側からも綺麗な模様を見ることができます。また、ビーズの模様は決まったものでそれぞれに意味を持っているというのも、面白いと思いました。
その後、カトゥー族の伝統料理をご馳走になりました。どの材料も、自分たちで調達したものを使っており私たちのために、朝早くから準備をして下さったと聞いてとても嬉しかったです。料理はベトナム料理というよりも、日本料理に近く、どれも美味しかったです。
ご飯をご馳走になったあとほ、魚を取る網を作ったり、脱穀をしたりとありのままのカトゥーライフを体験しました!
そして、最後に訪れたコミュニティでは伝統的なカトゥー族の踊りを見せてもらい、そのあと伝統衣装を着て一緒に踊りました。みなさん親切で手厚いおもてなしをしてくれて、言葉は通じなくてもとても仲良くなれたし、心地の良い時間を過ごすことができました(*^o^*)
今までも多くのベトナムの文化について見てきましたが、今回は見て、触れて、匂いで、舌で、聞いて五感をフルに活用して直接感じることができて本当に勉強になりました。そして、自分たちの文化に誇りを持つカトゥー族の人たちは輝いて見えました。私たち日本人も、素晴らしい文化を持っているので、もっと自国の文化について知り、他国の人たちにその魅力を伝えていけるようになりたいと思いました。
後半も楽しみながら、成長していけるように頑張ります!